大嘗祭神事が鬼怒川河川敷で行われました

 秋風が吹き、アカネが群れ飛ぶ9月26日の午後、栃木県高根沢町の鬼怒川河川敷において新嘗祭に伴う神事が行われました。神事が行われた場所は、鬼怒川左岸のグリーンパークの鬼怒川を望む河畔で、当漁協には神事の円滑な進行に協力してくれるよう要請があり、警備の仕事に携わりました。

  日本で2カ所のうち、東側である悠記(ゆき)地方から高根沢町大谷の石塚毅男さんが太田主として選ばれ、栃木県のオリジナル品種「とちぎの星」を作付けしました。今日の神事は詳細は明らかにされませんでしたが、この地で石塚さんの斎田から稲を刈り取る収穫の儀式「斎田抜穂の儀」が行われたものと思われます。

 このような重要な儀式が日光・鬼怒川を源流とする鬼怒川の地において行われることは当組合の誉れとするところです。鬼怒川流域は古くから米作りが行われ、おいしい米どころとして知られています。この流域のお米は、比較的安く、しかもおいしいので魚沼産米のブレンド用として取引されてきました。早い話が、魚沼産の米にひけをとらないほどおいしいということです。どうぞ鬼怒川産のお米をお召し上がり下さい。それと、鬼怒川産あゆもお忘れなく。